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将棋と相撲の親和性

実家で過ごしていたとき、両親と相撲中継を見ました。

スポーツニュースではなく中継をがっつり見ておもしろかったです。

  

その時に気づいたのが将棋と相撲の親和性です。

多分、将棋観戦が好きな人は相撲好きにもなりやすいし、

逆も言えると思います。

 

理由はいくつかあります。

個人競技であること

②実力性で力関係がはっきりわかること

③将棋だと〇〇一門、相撲だと〇〇部屋という単位がある

ということです。

 

2020年9月20日の結びの一番は貴景勝栃ノ心でした。

取り組みは1秒もかからないくらいの早いもので、

はたきこみで栃ノ心の勝ちでした。

 

この二人の印象的な取り組みは1年半前にありました。

2019年3月場所千秋楽、大関栃ノ心は7勝7敗で大関陥落の危機、

一方、貴景勝はあと1勝で大関昇進できるという

大関」をかけた一番でした。

結果は貴景勝が勝ち、大関を勝ち取り

栃ノ心大関から陥落するというものでした。

あの日も緊張しながらテレビ観戦をしたことを思い出し、

「この感じは将棋棋士を応援するときの気持ちと似ている」

と感じたのです。

 

どういうことかというと、将棋でも特定の二人の対局で

過去の対局と照らし合わせて考えることがあるからです。

例えば本日行われた王将リーグ戦、羽生ー藤井戦。

今まで公式戦で藤井二冠からの勝ちがない羽生九段は

相当の研究や気合で臨んでいるだろうな、と考えたりするからです。

 

将棋では棋士個人の今までの対戦成績や勝ったときの戦法、

対局者との相性などを考えながら観戦します。

それは相撲だと力士の成績や勝ったときの決まり手、

取り組み相手との相性なのだなと思ったのです。

 

将棋と相撲の一番の違い。

それは「時間」だと思います。

相撲は1秒もかからず勝負がつくこともありますが、

将棋は長いと2日かけて勝負をします。

でもどちらのファンであれ、親和性は高そうです。

 

相撲中継を見ていて新しい力士を知りました。

「翔猿」(とびざる)という印象的な四股名の力士です。

テレビ観戦していた20日は負けてしまったのですが、

これから応援していこうと思いました。

 

どんなことであれ新しい知識を仕入れると

楽しい気分になります。

いろんなことに興味を持っていこうと思いました。