1日1つ手放す運動を続けてきて
自分なりに気づいた「ものを手放すコツ」をお伝えします。
私の感じた手放す順番です。
①躊躇なく簡単に手放せるものを手放す
②数が多くあって減らせるものの数を減らす
③奥にしまっていて3年以上使っていないものを手放す
④同じ場所を何回も確認する
⑤ものをもらってくれる人をみつける
⑥気長に続ける
ひとつづつ詳しく解説いたします。
①躊躇なく簡単に手放せるものを手放す
これは当たり前のようにも感じます。
「なんとなくとっていおいた」「取っておいた理由もわからない」
こういうものをまず手放していくことが大切です。
手放す=大変、つらいなどの印象がなく作業が進めば、
手放す=楽しい、快適につながるという印象になります。
最初は心理的に全くハードルのないものを手放して
物量自体を減らすことが大切だと思います。
②数が多くあって減らせるものの数を減らす
これも比較的楽にできることだと思います。
例えばタオルがたくさんあれば数枚減らす、
コップ・はしなども傷があるものなどを手放すです。
身の回りにあってなんとなく使っているものでも
「壊れているものは処分する」など基準を決めて実践すると
意外と数を減らすことができます。
ここでも心理的ハードルがないものを手放していって
物量を減らしておくことができます。
③奥にしまっていて3年以上使っていないものを手放す
簡単に手放せるものを手放して、身の回りはちょっと考えないと
手放せないものになってきたときにすることです。
よく考えると、身の回りにある=最近使ったものです。
使っているから身の回りにあり、手放せないことが多いです。
「使っていないもの」を手放すには奥の方にしまっているものを
再点検する必要が出てきます。
奥の方にしまっていたものを出してきて「こんなもの持っていたかな」
「使っていないなら手放そう」と感じたならば手放してしまいます。
「1年使っていなければ手放す」という基準をよく聞きますが、
今まで片付けに真剣に取り組んでいない人には高いハードルです。
私は「3年以上使っていないもの」と決めましたが、
それぞれ「5年以上」「10年以上」など基準を決めて
片付けていくのがいいと思います。
④同じ場所を何回も確認する
片付けを続けていると、知らず知らずのうちに
自分の「手放す基準」が変わってきます。
最初の方に片付けた場所を改めてみてみると
「これも手放しても問題ない」と思えるものが出てきます。
私の例で言うとキッチンの使っていないものを手放した後、
改めてみて「木製のスプーンは使っていない」
ということに気づいて手放すことができました。
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「一度片付けたからここは終了」とするのではなく
「何か使っていないものはないかな?」という視点で
何回も同じところを見ていくことが大切です。
⑤ものをもらってくれる人をみつける
私はこれで片付けがグッと進みました。
「使わない」けれど「処分しにくい」というものは
「人にもらってもらう」という方法があります。
私の場合はそれがとてもしっくりきて、
心理的にもストレスなくものを手放せました。
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ただもらってもらう方には負担を強いるので
その点には気を使わないといけないなと思います。
具体的には「もらってもらう」ことが目的なので
その後の使用についてはこちらからは全く問わないということです。
その後の使い道まで聞いてしまうと、
相手に多大なストレスをかけてしまいます。
1日1つ手放すではうれしい報告もありましたが、
それは相手からいただいたものです。
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こちらからどうなったか聞くことはしないことを心がけています。
⑥気長に続ける
「継続は力なり」という言葉があります。これを実感しました。
毎日「片付いた!」「スッキリした!」と思えるほど
大きなものを手放せるわけではありません。
小さいものを手放すということは、片付けにおいては小さな一歩です。
それでもそれを続けていくことで部屋が片付いてきます。
部屋自体いきなりものがいっぱいになったのではなく、
日々の小さな積み重ねでものが増えています。
反対に考えれば日々の小さな積み重ねでキレイにもできるはず。
まだまだ自分の理想の「シンプルな部屋」とは
ギャップがあるのでこれからも
「1日1つ手放す」を実践していきます。