シンプルに暮らしたい

自分にとってちょうど良いサイズの暮らしについて考えています

服を手放したら、自分の骨格を知るきっかけとなり、時間短縮につながった

2020年10月から約半年間「1日1つ手放す」運動を実施しました。活動を終えて1年経って思うことをまとめていきたいと思います。

 

手放して後悔した服はひとつもない

 

服を手放すことで障害になるのは「思い出の服なんだよな」という気持ちや、

「まだ使える服を手放すのはもったいない」、という気持ちだと思います。

私の場合、ということになりますが、手放して後悔した服はありませんでした。

 

私の衣類の手放し基準は

・2年以上着ていないもの

・汚れ、ほつれなどがあるもの

・同じようなアイテムがあればどちらかにする

・迷ったら手放す(「必要だったら迷わない」はずという気持ちから)

 

「こんなに手放したら、来シーズン着るものがないかも」など心配するほど手放しました。

後悔するかな、と思いながら手放したものもあったのですが、

ブログで写真に残したことが思い出となり、後悔することはありませんでした。

思い出に残したいものは写真に撮ることがおすすめです。

 

 

手放すと捨てるはイコールではない

 

また「手放す」と言ってもそれは全て「捨てる」というとではありません。

いろいろな手放し方があります。

・汚れ、ほつれのあるもの →  ゴミとして処分(捨てる)

・未使用だけれど着ていないもの →   友人など欲しい人に貰ってもらう

・少し着たけれど、ほとんど着ていないもの → 地域の衣類回収に出す

などを実施しました。

 

思い出の服→写真に撮る

もったいないと思うもの→譲ったり、回収に出したりする

これを実行すれば気持ち的も前向きに衣類を手放すことができると思います。

 

 

服を手放すことで自分について知ることができた

 

服を手放していくにつれて、服を購入するときの意識も変わりました。

「買っても着ない服」にならないように、”自分に似合う服”を選ぶようになりました。

 

「そんなの当たり前じゃない?」って思うかもしれません。

しかし以前の私は「素敵」「着たい」という気持ちを優先して服を選んでいました。

お店で試着をしてサイズも確認しているのですが、その時は

「この服を着たい」という気持ちが先行して、冷静な判断ができていませんでした。

 

服を手放していくにつれて、手放す服に共通点を見つけます。

丈が短い上着、ギャザーが多いスカート、柄が大きい服、ハイネックのもの。

これらが自分に似合わないことを感じていました。

 

その頃、YouTubeで「骨格診断」という言葉を見かけるようになり何本か動画を見ました。

すると自分が骨格ストレートであることがわかりました。

自分が手放していた服が、骨格ストレートに似合わない服と合致していることに気づき、

その後、服を選ぶときの選択基準がはっきりと決まりました。

 

今は服を買うときの基準として、

① セットインスリーブでジャストサイズのものを選ぶ

② 基本は無地で、柄があるときは大柄は避ける

③ えりぐりは詰まっていないもの、袖は長めのもの

など、骨格ストレートであることを意識しています。

 

骨格ストレートだということ認識してから、衣類の買い物で失敗は少くなりました。

また、残った衣類も「これは骨格ストレート向きではないな」

「よく考えると似合っていない」再度見直しを行い、追加で手放しています。

 

そのときによく参考にしたYouTubeは「こすぱっしょんゆりえ さん」です。

 

 

服が減ってよかったこと

 

服が減ってよかったことがいくつかあります。

一つ目が残っている服を大切にするようになったということです。

 

ボタンが取れる前に付け直す、毛玉を取り除く。

丁寧に服を扱うことで、さらにその服を着るようになりました。

服の数が少ないからこそ、服を増やさず工夫して着ています。

 

「ものを大切にする」というのは、ただ捨てずに持っていることではなく

そのものの役割を十分に引き出して使うこと、だと気づきました。

 

服が減ってよかったことの二つ目は、収納方法を変更できたことです。

服をたたんでプラケースに入れる「たたむ収納」から

ハンガーにかけたまま収納する「ハンガー収納」に変更することができました。

 

「ハンガー収納」は一目で自分の持っている服を把握することができるため、便利です。

「たたむ」というワンステップを省けることで、片付けが楽になり

部屋に服が散乱することもなくなりました。

 

毎日行うことの「ワンステップ」を省くことが、その後の結果に

大きく影響すると気づいたのは「ハンガー収納」のおかげです。

自分の「少しでも楽したい」という性格を、「横着者」「いいかげん」と悪く捉えず、

「時間効率重視」と考えるといろいろなところに役立てそうだと思いました。

 

 

現在の衣類との向き合い方

 

衣類に関して現在は「現状維持」を目標としています。

・1枚購入したら、1枚手放す

・シーズンを終えたら衣類を見直す

この二つを行うことで、なんとか衣類を増やすことなく維持できています。

 

また最近、服の選択基準で「自分の年齢に合っているか」

を意識的に取り入れるようにしています。

きっかけは街で見かけた女性の方です。

 

後ろ姿は女子大生のような雰囲気の方だったのですが、

お顔を拝見したら50〜60代の方でした。

サイズ的に全く問題ない服をお召しでしたが、

露出度が高く、あまりお似合いになっていない印象を持ちました。

 

同じような状況に自分がならないようにするためにも

年齢を意識した衣類選択をしていこうと思っています。

 

いろいろ書きましたが結論、

服を手放したら、自分の骨格について知るきっかけとなり、時間短縮につながった

といういいことづくめでした。