シンプルに暮らしたい

自分にとってちょうど良いサイズの暮らしについて考えています

自宅で揚げない唐揚げ 二回目 自分で自分をほめること

先週、初めて「揚げない唐揚げ」を作った。

持っていたオーブンレンジの今まで使っていなかった機能を使って。

そして今日は「揚げない唐揚げ 二回目」に挑戦。

先週の反省を活かしたため、先週よりもうまくできた。

 

改善したところは下味。先週はしょうゆ、チューブのしょうが。

食べてみてまあまあだったんだけど、「にんにくがあるともっとおいしいはず」と

気づいたので、今日は忘れずにチューブのにんにくを入れた。

先週の二つに加えてにんにくを入れただけで

格段においしさのレベルがアップした!

 

ほんのちょっとしたことだけれども、

反省点を活かしてうまくいったことがうれしかった。

この「うれしい」って気持ちを大切に思うことが、大切だと気づいた!

 

まわりくどくなってしまったけれど、

今までの自分は謙遜を美徳とするようなマインドがあって、

「ちょっとうまくいった」と言うことをないがしろにしていた。

 

「前回より上手くいくのは当たり前だよね」

「うまくいったって言っても、ほんのちょっとの前進しかない」

「こんなちょっとでよろこぶのも、なんだかね」と

素直によろこぶことをしてこなかった。

 

自分に厳しい、というとかっこいいかもしれないけれど

それを続けていることで、自尊心を傷つけて

気づけば自己肯定感がとても低くなっていた。

 

自己肯定感が低くなるとひねくれマインドが優勢になる。

「私はそんなに価値がないし」

「普通の人が普通にできることをできない私には人として欠陥がある」

「私になんかどこもいいところがない」

こんなことばかり考えていて、実生活がうまくいくはずもない。

こんなふうに長い時間を過ごしてしまった。

 

自己肯定感が低い理由を「誰も私を評価してくれないから」

だと思っていた。

だから仕事もうまくいかないし、

何をやっても上達できないし、

本当にダメな人間だ。

 

でも本当に私を評価していないのは、私自身だった。

自分で自分に自信を全く持てていないのに、

なんで他の人が評価してくれるだろうか。

 

「誰も私を評価してくれない」なんて恥ずかしいことを言う前に、

「自分で自分をほめてみる」ことにした。

 

「今日は朝、早起きができた。えらい!」

「ランチを食べすぎたけれど、夕食の食事量を調節した。えらい!」

「今までは言えなかったことを、勇気を出して言ってみた。素晴らしい。」

 

毎日、驚くような成功があるわけじゃないから、

ほめることは本当に小さいこと。

以前なら「そんなバカみたいなことほめなくてもいいじゃん」って

思っていたようなことでも、ほめてみた。

 

「今日は何かほめることあったかな?」と考えて

無理やりひねり出すこともあるけれど、

探してみると、1日にいくつかは自分をほめる題材はあった。

すると、少しずつ物の見方が変わってきた。

 

同じできごとでも、捉え方で感情が変わる。

相田みつおさんの「しあわせはいつも自分の心がきめる」と言うことば。

今までに何度も見たことも、聞いたこともあったけれど

本当の意味で理解していなかった。

 

1年前の自分ならば、今日の唐揚げが先週よりうまくいったことは

「先週の反省を活かしているから当然」と思っていた。

でも今日の私は素直に先週よりうまくいったことをよろこんでいる。

これの積み重ねは今後とても大きくなる。

これからは自分で自分をほめ続けると決めた。

 

とはいえ、長く続けていたひねくれマインドはまだまだ顔を出す。

すぐに自分の中からなくなったわけじゃない。

これからもまだこのマインドと闘うことは避けられない。

 

だからこれからは「自分で自分をほめる」を続けていって

自分の変化を後から考えてみたいと思う。

 

まず今日ほめるところ

・唐揚げを先週よりうまく作れたこと

・掃除をして、洗濯物をきちんとしまったこと

 

これから自分でどんなことを褒めるのかちょっと楽しみになってきた。

 

 

話がかなり変わってしまうが、にんにくとレモンって本当にすごいと思う。

にんにくとレモンを使うとその料理のおいしさをさらに拡大する。

私はそういう存在になりたいな、とふと思った。